千葉大編入体験記(2020年度)

こんにちは

需要がありそうなので編入体験記を書こうと思います。

これを見て志望校選択に活かしていただければ幸いです。ブログの内容以外に気になることがあれば気軽に質問してください。

 

 

スペック

[出身]S台K専T能工レクト口二クスエ学科

電子と情報を7:3くらいの比率で学ぶ学科です。

[席次]1年:7/41

           2年:4/47

           3年:4/47

           4年:4/40

           5年:7/39(多分)

入学時から編入しようと思っていたのでそれなりに高い順位は取っていました。正直過去問のおかげです。

[TOEIC]545点(2020年1月受験)

ゴミみたいな点数ですが2020年は3,4月のTOEICが中止になった影響からか千葉大編入生の中では平均以上の点数らしいです。

 

[受験校]

千葉大電気電子工学コース:合格

S台K専専攻科:合格

3,4月のTOEICが中止にならず600点以上取れていたら筑波大も受験していたと思います。(コロナの影響で両大学の受験日が延期となり被ってしまったのでどちらにしろ受験することはできませんでしたが)

 

きっかけ

関東より南には住みたくないという謎のこだわりがあるので、その中で知名度の割に難易度が低くアクセスが良い千葉大を志望しました。自分でもふざけた理由だと思います。後は千葉県にプロ野球の球団の本拠地があるのも理由の一つです。一応やってもいい研究(やりたい研究ではない)があったりとか真面目な理由もありますが正直後付けです。

高専入学したてのときは知名度がより高い筑波大が第一志望でしたが、自分が2年か3年のときに千葉大が今の推薦一本の制度になってからは完全に千葉>筑波になりました。(そもそもどちらも合格した場合推薦の千葉大に進学せざるを得ない)

こんな舐めた進路選択をしてる人はほとんどいないと思うので逆に怠惰な高専生には参考になるんじゃないかと思っています。

 

千葉大について

推薦入試一本の制度で筆記試験がなく面接と口頭試問、事前に提出する自己アピール文のみで判定されるので、あまり勉強したくない人にはおすすめできます。高専4年の席次が上位10%以内で出願できる学校推薦と誰でも出願できる自己推薦があります。学校推薦は工学部全体で8割弱の合格率なのに対して自己推薦は1割以下の合格率なので万が一にでも千葉大を受験する可能性があるなら4年だけでもガチってテストなどを頑張ることをおすすめします。

 

1~3年

編入のために席次は一桁には入れるように勉強していました。テスト期間以外は部活、バイトばっかりやっていたので編入対策は一切していませんでした。

 

4年前半

TOEICを受験し始めました。編入試験まで5回ほど受けましたがほとんど勉強せずに受験していたので正直金の無駄だと思います。

 

4年後半

筑波大を受験予定だったので年明けくらいから編入数学徹底研究を始めました。この時点で筑波のどの学科を受けるか決めていなかったのでとりあえずどこにでも活かせそうな徹底研究をやっていたという感じです。

春休みは数学、英語を合わせて多くて2時間未満の勉強時間だったと思います。その後TOEICが中止になり筑波を諦め千葉大に専念することを決めました。

 

5年

4月に入ってから千葉大に向けての勉強を始めました。zenpenを見ると毎年電気回路では過渡現象、電磁気ではガウスの法則の基本的な問題のみが口頭試問で出ていたのでその対策だけやっていました。具体的な勉強方法は過渡現象については授業で配られたプリントでRL,RC,RLCの基本的な回路それぞれで回路方程式を立てられるようにし、電磁気はこの黄色の参考書の電場の範囲を一通りやった感じです。

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 専攻科の試験が6月中旬にあったので5月までは千葉大の対策をして6月に入ってからは専攻科の対策だけをしていました。(この時点で千葉大はワンチャン受かればいいくらいのメンタルになってました)

6月末に専攻科の合格発表があり一応の逃げ道ができてからは8月中旬まで友達とほとんど毎日マイクラをしていて勉強は一切しませんでした。

 

試験直前

流石に受験料がもったいないので8月末からは1日0.5~1.5時間くらいは勉強してました。少なくね?って思いますが試験2日前に卒業研究の中間発表が入り予稿やスライド作成に時間を取られて勉強なんてしてる場合じゃなったのでこれでも頑張った方だと思います。

コロナが蔓延していたのでどうせオンライン試験だと思っていたらまさかの普通に現地での試験でした。前日に筑波を受験した愛上男くんと東京まで行ってラーメンを食べてから別れ1人千葉に行きました。夜は野球見ながら勉強しました。

試験では一番最後に呼ばれました。待機部屋がめちゃくちゃ暑かったので死ぬかと思いました。正直だるすぎて試験とかどうでも良くなってました。

 

試験の出来栄え

面接:志望動機、卒業研究の内容、大学院に行くかだけを聞かれました。特に内容に関して突っ込まれることもなかったので会話ができれば大丈夫なんだと思います。

電気回路(口頭試問):RL回路の過渡現象の問題が出ました。7,8割くらいの解答はできたと思います。ちなみにホワイトボードに書いて説明する形式でした。

電磁気(口頭試問):ガウスの法則の説明と電場の基本的な問題がでました。ガウスの法則のベクトル表記を忘れたこと以外は普通に解けたので9割くらい?

自己アピール文:出願時に提出します。現在までの入学希望コースに関連した取り組み、入学後の研究計画などを書きます。先生方に添削していただき1か月くらいかけて書いたので10割近いできだったと思います。

TOEIC:545点。編入動機の話を聞く限り合格者の中では平均かそれより少し高いくらいだと思います。多分中止の影響で例年と比べて受験者平均が-50点くらいになっている?

席次:4年次4/40。周りの合格者はほとんど1位か2位なので評価は低いはず。

 

まとめ

結果は合格でしたが正直なんで受かったのか今でも疑問です。多分運の良いアイウエオくんと前日一緒にいたからですね。

まあこんな感じで学校推薦に出願できれば大体合格できるので選択肢の1つくらいに思っていただければ嬉しいです。後から単位認定の結果や編入後の学校生活などの役に立ちそうな情報についてもまとめようかなと思ってます。

ここまで読んでくれた人に感謝します。何か質問があればコメント?とかいただければ答えると思います。twitterのDMにも対応します。

 

twitter: @lanesrA_jp